「月3GBの格安SIMはどこがおすすめ?」「データ容量は3GBくらいで、速度が速いところに乗り換えたい」
格安SIMの3GBプランの平均月額料金は1,600円です。通話をよくする人は有料プションを追加したり、SNSをよく使う人はLINEモバイルなどカウントフリーサービスのある格安SIMがおすすめです。
この記事では、月3GBの格安SIM13社を比較し、安くて通信速度に定評のあるおすすめ格安SIMを解説します。
格安SIM3GBプランの相場は?
格安SIMの料金プランは、大手キャリアの複雑な料金プランと違って、格安SIMの料金プランは、データ容量+音声SIM(約700円 / 月)で決まっており、データ容量が増えればその分料金は上がります。
毎月のデータ使用量が3GB程度であれば、月額料金の目安は1,600円です。加えて、音声通話発信をよく行う場合には基本プランに無料通話分が含まれているかや、通話定額オプションの料金も確認しておくことをおすすめします。基本料金の中に、「10分かけ放題」が含まれていると月額料金は上がるので、自分に必要かどうかを見極めることも大切です。
人気13社比較!格安SIM3GBの月額料金比較ランキング
※価格は税抜

今よりスマホ代を安くしたいんだけど、どの格安SIMが安いんだろう?

3GBプランだと、b-mobileやOCNモバイルONE、LINEモバイルなどは相場よりも安くておすすめです。Wi-Fiを利用する人やうまく使ったり、ヘビーユーザーでなければ3GBでも十分にスマホが使えるよ。
データ容量3GBプランのある格安SIM13社の月額料金を比較しました。格安SIM3GBの料金相場は1,600円/月なので、1,500円以下で利用できるb-mobileやOCNモバイルONE、LINEモバイルのお得度が際立ちます。
ワイモバイルや楽天モバイルは基本使用料がやや高めですが、その分基本使用料に無料通話分が含まれているため、音声通話機能をよく利用する人にはおすすめです。
【格安SIM 3GBの料金比較】
会社名 |
3GBの月額料金 |
特徴 |
|
1,529円/月 |
・5分かけ放題(550円/月) |
|
1,628円/月 |
・LINEがデータ無制限で使える |
|
1,628円/月 |
・050Plusがお得(165円/月) |
mineo |
1,661円/月 |
・10分かけ放題(935円/月) |
イオンモバイル |
1,738円/月 |
・10分かけ放題(935円/月) |
エキサイトモバイル |
1,738円/月 |
・3分かけ放題(759円/月) |
|
1,760円/月 |
・3分かけ放題(660円/月) |
|
1,760円/月 |
・3分かけ放題(660円/月) |
NifMo |
1,760円/月 |
・10分かけ放題(913円/月) |
TONE |
2,145円/月 |
・050 10分かけ放題(550円/月) |
|
2,178円/月 |
・10分かけ放題(770円/月) |
|
2,200円/月 |
・10分かけ放題(880円/月) |
|
2,948円/月 |
・最初の6ヶ月 2,1780円/月 |
楽天モバイル |
3,278円/月 |
・1年間無料(先着300万人) |
※価格は税込み表記です。
※回線が選択できる格安SIMでは、その中で最も安い料金プランで比較しています
格安SIM3GBの料金比較おすすめTOP3

3GBプランを選ぶならどの格安SIMが良いの?

安い順で言えば、b-mobile・OCNモバイルONE・LINEモバイルがおすすめかな。格安SIM会社ごとに特徴が違うから、各社の特徴を抑えておくことで納得して乗り換えができるよ。
1位 基本料金が安いb-mobile
b-mobileは毎月の通信量に応じて基本使用料が変わるプランを提供しており、1GB~3GBのプランは業界最安水準で利用できます。消費したデータ通信量が3GBに満たない場合には自動的に基本使用料が安くなるので、オフィスなどのWi-Fi環境下で過ごす時間が長い人であれば、無理なくスマホ代の節約ができます。
b-mobileではドコモ回線とソフトバンク回線を利用したプランがあるので、現在ドコモやソフトバンクのスマホを利用している人であれば無理なく乗り換えができておすすめです。
b-mobileにかかる料金は?
料金(税込) |
|
初期費用 |
3,300円 |
月額費用(3GB) |
1,529円 |
年間費用 |
18,348円 |
データ容量チャージ費用 |
15GBまで高速通信が可能 |
2位 LINEヘビーユーザーはメリット大のLINEモバイル
LINEモバイルはソフトバンクと業務提携を結んでおり、LINEグループ会社が運営をしているので、絶対的な安心感があります。また、実際に使ってみると非常に助かるのがLINEのトークや無料通話などがデータ無制限で利用できることです。
また、別途オプションに加入することでTwitterやInstagram、Facebookなどもデータ無制限で利用できるようになるので、スマホでは主にSNSを使っているという人にはぴったりの格安SIMです。セットで国内正規品のiPhoneの購入もできるので、格安SIMでiPhoneを使いたい人にもおすすめです。
LINEモバイルにかかる料金は?
料金(税別) |
|
初期費用 |
3,300円 |
月額費用 (3GB) |
1,628円 |
年間費用 |
19,536円 |
データ容量チャージ費用 |
500MB/550円 |
3位 ドコモクオリティのOCNモバイルONE
OCNモバイルONEはドコモと同じNTTグループがサービス提供をしている格安SIMで、通信安定性や通信速度に定評があります。1GBの低容量プランから大容量プランまであるので、自分に合ったプランを選ぶことができ、050番号の利用で通話料金を大幅に節約することもできます。
また、データ通信を行うときに、データ容量を消費せずに利用できる「低速モード」への切り替えや余ったデータ容量を翌月に繰り越せる機能もあります。毎月のデータ消費量にバラつきがある人にも使いやすいですよ。
料金(税別) |
|
初期費用 |
3,300円 |
月額費用 (3GB) |
1,628円 |
年間費用 |
19,536円 |
データ容量チャージ費用 |
1GB/550円 |
格安SIMデータ容量3GBでできること

安いのはうれしいけど、3GBプランってどれくらい使えるの?

SNSやメール、ニュースサイトなどの利用がメインの場合、全く問題ないよ。You Tubeを利用する場合でも毎日30分見ることができるよ。
データ容量は画像の多いサイトを表示したり、高画質のネット動画を視聴した場合に多く消費します。しかし、動画の画質を落としたり、格安SIMによっては低速モードに切り替えてデータ容量を消費しなくて済む利用方法もあるので、3GBでも十分に利用できますよ。具体的にどれくらい利用できるのか紹介します。
3GBあればLINEは”1,500万回”やりとり可能!
たとえば、LINEのテキストだと、3GBあれば約1,500万回のやり取りできます。LINEの無料通話だと約166.5時間で、1日5時間程度話すことができます。ビデオ通話だと、約3.25時間利用できるので、1日あたり約6分程度顔を見ながらやりとりできます。
You Tubeやアマゾンプライムなど動画は12時間再生できる
動画も、標準画質(360p)の動画を再生すると12時間の視聴ができます。1日あたりに換算すると約24分なので、Wi-Fiがない通勤時間帯でも動画を観るには十分ですね。
|
動画の画質を下げることでより多くの時間、視聴することができます。
検索は9,900ページ分も利用可能
表示するサイトの内容によって異なりますが、ヤフーニュースであれば、約9,900ページの閲覧ができます。1日330回も見る人はいないと思うので3GBで十分足りそうですね。
ウェブサイトの閲覧の場合、画像が少ないサイトであればより多くの検索・閲覧ができ、逆に画像が多いサイトの場合はやや検索・閲覧ページ数は減少します。Wi-Fiに接続していない場合にはInstagramの利用を控えたり、You Tubeは低画質で再生するなどの工夫をすると良いでしょう。
3GBあればメールの送受信は18万通も!
500文字程度の文章中心のメールであれば、およそ180,000通のやり取りが可能です。なお、画像データが添付された場合でも、およそ6,000通のやり取りが可能です。
マップ検索は3000km相当利用できる
どの地域でマップ検索をするかによってデータの消費量は異なりますが、徒歩の場合はおよそ3,000km弱の移動の際のナビとして利用できます。また、カーナビとして利用する場合はおよそ30,000キロの移動の表示が可能となります。東京の新宿から福岡の博多までがおよそ1,100キロなので、長距離ドライブのマップ利用も十分ですね。
Spotifyなどの定額制音楽配信サービスは30時間再生OK
標準音質で再生する場合、およそ30時間の再生が可能です。単純計算で1日1時間の利用ができますが、移動の際に常に音楽を聴いているような場合には注意が必要です。
また音楽配信サービスやインターネットラジオ、LINEのトークや無料通話などは200kbpsの速度でも問題なく利用できるため、低速モードを上手に利用すると通信量を節約できます。
格安SIMに乗り換えるときにかかる初期費用

格安SIMへ乗り換えるときは、初期費用にいくらかかるの?

新規契約事務手数料3,300円やSIMカード発行手数料などがかかるよ。またMNPを利用する場合はMNP転出手数料を支払う必要もあります。
初期費用は、おおよそ7,040円ほどです。格安SIM会社によっては、キャンペーンで初期費用が無料になることもあるので、キャンペーン情報を確認してから申し込みするほうがお得です。
ここでは、仮にドコモからOCNモバイルONEにMNP制度を利用して乗り換える場合にかかる費用を紹介します。
ドコモからOCNモバイルONEにMNP乗り換えする場合
合計…7,033円 |
なお、スマホを分割購入して端末代金の支払いが完了していない場合、乗り換え時に端末の残債を一括して支払う必要があり、2年縛りがある旧プランを契約している場合には違約金が請求される可能性もあります。残債や違約金の有無は事前にマイページやショップなどで確認しておくと安心です。
なおドコモの3GBプラン(ギガライト/~3GB)の料金が4,378円/月であり、OCNモバイルONEの3GBプランが1,529円/月であることを考慮すると、7,034円の乗り換え費用がかかっても3ヶ月で元を取れるので、格安SIMへ乗り換える価値は大いにあると言えます。
まとめ
毎月のデータ消費量が3GB以内に収まっている場合、格安SIMへ乗り換えをすることで大きな節約効果が期待できます。お得な格安SIMであれば3GBプランを1,000円台前半の料金で利用できるので、どのプランにするか迷ったらまず3GBから始めてみてはいかがでしょうか。
※価格は税込み
※執筆時点と価格やキャンペーン情報が異なる場合があります。最新情報は公式サイトにてご確認ください。
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