4月にスタートしたIIJmioの「ギガプラン」は2GB440円、20GBでも1,650円と他社よりも圧倒的な安さです。データ通信量を大幅に安くしたい!という方にぴったりですよ。
ただ、こんなに安いと「安いと速度が遅いんじゃないの…?」「安すぎてなんだか怪しい…」と思うかもしれません。…筆者は当初思いました笑
しかし、IIJmioは2008年にはじまった格安SIMのなかでは老舗で、eSIMを日本で一番初めにスタートさせたり5Gを無料提供するなど、技術力にすぐれたブランドで、いまでは筆者も一目置いているブランドです。
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IIJmioのeSIMプランは20GB・1,650円!

IIJmioのeSIMなら毎月の利用料金が安いって聞いたんだけど

IIJmioの「ギガプラン」eSIMだと20GBで1,650円!通常のSIMカードで契約すると20GB1,958円だから、eSIMにするとさらに安くなるんだ
IIJmioは日本で初めて個人向けのeSIMサービスを開始した通信事業者です。IIJmioでは、データ通信専用のeSIMを利用でき、サブ回線として利用するのに便利です。
本来ならキャリアメールも外したいところですが、長年キャリアメールが浸透していて、その都度Gmail等に変更というのは手間が(^_^;
あとは、iPhoneSEにはeSIM内蔵なので、IIJmioのeSIMプランを使う手も検討中です。(その為に速攻SIMロック解除)恐らくこの方がよりコストダウンになると予想しています— Nozomi★ 8/1より乗務再開(週末のみ) (@ShimamotoNet) July 23, 2020
IIJmioのeSIMプランは2種類
2021年4月時点で、IIJmioのeSIM料金プランは以下通りです。
ギガプラン (eSIM) | データプランゼロ (eSIM) |
|
---|---|---|
特徴 | 繰越しOK | 必要な分だけチャージできる |
月額料金 | 2GB 440円 | 1GB 495円 |
4GB 660円 | ||
8GB 1,100円 | ||
15GB 1,430円 | ||
20GB 1,650円 | ||
追加料金 | 220円/1GB | 最初の1GB…330円 2GB~10GB…495円/1GB毎 |
※価格は税込み
「IIJmio eSIMギガプラン」
ギガプランは2021年3月に終了したベータ版の「ライトスタートプラン」の代わりに登場したコスパの良いプランで、2GB〜20GBまで一人ひとりに合わせたプランを選ぶことができます。
ギガプラン(eSIM)は、通常のSIMカードで申込む「ギガプラン」よりもおよそ毎月300円も安くなります。eSIM対応機種であれば、eSIMでも申込みをおすすめします。
「IIJmio eSIMデータプラン ゼロ」
データプランゼロは、サブ回線として利用することを想定されたプランで、基本使用料150円/月に使いたい分だけデータ通信量を購入して利用します。データ容量の追加が多くなればなるほど割高になるので、「データプランゼロ」は毎月1〜2GB足りなくなってしまう、少量チャージしたい方におすすめのeSIMプランです。
165円/月(データ通信量を購入していない状態)は基本料金なので、データ通信の利用がなければ支払う料金は150円のみで済みます。1GBの場合は基本料金165円+495円=660円、2GBの場合は基本料金165円+990円=1,155円となります。
#ロケモバ
eSIM対応機種を持ってる方でデータチャージを利用する場合、「iijmio」のデータプランゼロを契約も視野に入れてみてください。
450円で1GBの高速通信。
ロケモバだと同じ料金で300MBしか使えません。— 肉屋モバイル (@298SIM) July 28, 2020
IIJmioのeSIMで通話やSMSは利用できない
IIJmioのeSIMはデータ専用SIMなので通話やSMS機能が利用できません。代替策としてLINEやスカイプ、IP電話アプリを使うことで通話できるようになります。
【eSIMでの主な対応機能】
項目 |
対応状況 |
補足 |
音声通話・電話番号 |
◯ |
IP電話アプリで代替可能 |
データ通信 |
◯ |
|
LINE |
◯ |
テキスト、通話、動画 |
SMS |
☓ |
別の通信回線を契約することで代替可能 |
SMS認証が必要なときは?
音声通話を利用する場合はスカイプやSMART Talkなどのアプリで代替できます。また、LINEなどのアプリも利用できますが、SMS機能がないためSMS認証ではなくFacebook認証や固定電話での認証で使えるようになります。
IIJmioとBIC SIMのeSIMは同じ?
BIC SIMでもeSIMの取り扱いがありますが、サービス自体はIIJmioが提供しているため、両者のサービス内容はほぼ同内容となっています。
IIJmioのeSIMとBIC SIMの違うところ
・BIC SIMはデータプランゼロの取り扱いのみ
・BIC SIMであれば「ギガぞう」という公衆無線LANサービスが無料で利用できる
IIJmioと楽天モバイル、どちらのeSIMがお得か

IIJmioのほかにも楽天モバイルが気になってるんだけど、何が違うの?

IIJmioはデータ通信専用でサブ回線として使うのに適してて、楽天モバイルは通話もできるタイプのeSIMだよ。
格安SIM/格安スマホの中で、eSIMを利用できるのはIIJmio(BIC SIMを含む)と楽天モバイルの2社のみです。
IIJmioと楽天モバイルのeSIMはどちらがお得か
IIJmioのeSIMプラン(ベータ版)と楽天モバイルのeSIMプランを比較すると次のようになります(楽天モバイルのプランは1種類のみ)
|
IIJmio |
楽天モバイル |
月額基本使用料 |
440円 |
3,278円 |
高速データ通信量 |
2GB/月 |
無制限 |
音声通話 |
☓ |
○ |
SMS |
☓ |
○ |
通信速度 |
中速 |
高速 |
データ繰り越し |
○ |
☓ |
※価格は税込み
2社を比較すると、月額基本使用料の安さではIIJmioに分があります。データ通信利用だけであればIIJmioのほうが安く済みます。楽天モバイルとのもう少し詳細な比較をしたい方は、こちらの記事もご覧ください。

一方で、メインのスマホで利用することを想定すると、楽天モバイルに分があります。しかし、楽天モバイルはまだ楽天回線エリアが狭く対象エリア外だと5GBまでしか使えないので注意が必要です。
安定・安心のサービスを求める場合や、音声通話機能は不要(もしくはIP電話アプリで十分)という場合にはIIJmioを選ぶほうが良いでしょう。
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iPhoneもOK!IIJmioのeSIMに対応している機種
2020年7月末時点で、IIJmioのeSIMプランに対応してるのは以下のスマホ・タブレット機種です。IIJmioのeSIMはiPhoneやタブレットにも対応しているので、iPhoneを持っている方はそのまま利用できますよ。
スマートフォン端末
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone 11/iPhone 11 Pro/iPhone 11 Pro MAX
・iPhone 12/iPhone 12 Pro/iPhone 12 Pro Max/iPhone 12 mini
・iPhone XS/iPhone XS Max/iPhone XR
・Google Pixel 4/4a/4 XL/5
・P40 Pro 5G
タブレット/PC
・iPad(第7/8世代)
・iPad mini(第5世代)
・iPad Air(第3/4世代)
・11インチiPad Pro(第2世代)
・11インチiPad Pro
・12.9インチiPad Pro(第3/4世代)
・Surface Pro LTE Advanced
・Surface Pro X
・ASUS TransBook Mini T103HAF-LTE
・ASUS TransBook Mini T103HAF-GR079LTE
・OPPO A73
なおeSIMに対応しているTransBook Mini T103HAFやiPhone XS、iPhone XR、11インチiPad Pro、12.9インチiPad Proなどの端末はIIJmioでeSIM契約のときに同時にセット購入できます(iPhone/iPadは中古品となります)。
他社購入のスマホはSIMロック解除が必要
ドコモ・au・ソフトバンクで購入したiPhoneやiPadもIIJmioのeSIMで利用可能ですが、SIMロックがかかっていると通信ができません。大手携帯キャリアから端末を流用して乗り換えをする場合、乗り換え前に忘れずにSIMロック解除を済ませておきましょう(SIMロック解除は各社の公式HP上で無料で手続きができます)。
また、Apple Storeで購入したiPhoneやiPadであれば最初からSIMロックはかかっていないので、安心してeSIMプランに申し込みができます。現在Appleの公式オンラインストアで販売されているiPhoneやiPadはすべてIIJmioのeSIMプランに対応をしているので、IIJmioへの乗り換えと同時にApple StoreでiPhoneやiPadを購入するのも良いですね。
IIJmioのeSIM申込みから初期設定方法

IIJmioのeSIMプランって申し込みや初期設定が難しそうなイメージがあるな〜

オンラインストアですべての手続ができるよ。初期設定の際にはeSIMを使う端末とは別にパソコンor タブレットが必要になるから、その点にだけ気をつけて。
IIJmioのeSIMを申し込みに必要なものは?
IIJmioのeSIMはIIJmioの公式サイトからオンラインで申し込みができます。近くに店舗がない人や待ち時間を省きたい人にはうれしいですよね。
またビックカメラやソフマップ、コジマで販売されているeSIMスタートパックを利用した申し込みもできるので、スムーズに申し込みをしたい場合にはeSIMスタートパックを購入するのがおすすめです。
なお、申込みの際に必要となるものや、具体的な申込みの流れは次のようになります。スムーズにできれば15分程度で完了します。
申込みの際に必要となるもの
・本人名義のクレジットカード
・メールアドレス
・eSIMを利用する端末
・eSIMを利用するのとは別のスマホ・タブレット・PC
・Wi-Fi環境
申込みの流れ
1.eSIMを利用するのとは別の端末でIIJmioの公式サイトにアクセスし、申込みページから画面の案内に従って申込み手続きをします。
2.申込みが完了するとマイページでアクティベーションコードが確認できるようになるので、アクティベーションコードを表示して、eSIMを利用する端末でアクティベーションコードを読み込みます。このとき、QRコードを表示させるために、タブレットやパソコンなど別の端末が必要になります。
3.説明に従ってAPN設定を済ませると通信が可能となります。APN設定はほとんどの端末で自動設定されますが、うまくいかない場合は手動で以下を設定してください。
APN: iijmio.jp |
eSIMプランは物理SIMプランとは異なり、申込後にIIJmioからSIMカードの郵送がないため、APN設定後すぐに利用できます。
eSimではIIJmioってのつかってみたんだけど、QRコード読込ですぐつかえるようになったよ^^
— まさお (@masao__dq10) July 8, 2020
IIJmioのeSIMをiPhoneで設定するには?
eSIMプランをiPhoneで利用する人は、以下の手順で初期設定をします。
1.IIJmioのマイページにログインして、アクティベーションコードを表示します。※eSIM利用する端末とは別のスマホやタブレット、パソコンで行います。
2.iPhoneをWi-Fiに接続したら「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信プランを追加」と進みます。
3.別の端末に表示させているアクティベーションコード(QRコード)をカメラで読み取ります。
4.アクティベーションコード読み取り後、「モバイル通信プランを追加」を選び、プロファイルをダウンロードします。
5.プロファイルのダウンロードが済んだらWi-Fi接続をオフにします。すると、アンテナ表示のところに「IIJ」と表示されるので、これを確認し、ネットワークに接続ができれば設定完了です。
5. まとめ
eSIMに対応したiPhoneや端末があれば、現在契約しているキャリアを解約することなく追加する形で契約できるのもeSIMの大きなメリットです。また、別のSIM会社を契約する場合、申込みからSIMカードの発行までに日数が必要ですが、IIJmioのeSIMは難しい設定も不要で使いたいときにすぐ使えるというメリットがあります。
例えば大手携帯キャリアではライトプランを契約し、データ通信はIIJmioのeSIMプランを利用することで、合理的に通信費の節約ができるので、データ通信料金に悩んでいる場合には是非利用をおすすめです。
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