格安SIM/格安スマホの通話料をSkypeやLINE outで節約!通話アプリを徹底比較

格安SIMの基礎知識

格安SIM/格安スマホの通話料金は意外にも大きな出費となります。毎月の通話料金を安くするなら、格安SIM/格安マホ各社の提供するかけ放題サービスを利用する以外に、通話アプリの導入が欠かせません。

電話を受けるときは格安スマホの番号で受け、かけるときはSkypeなどの通話アプリを使うことで、利便性を損なわず通話料金が安くなります。本記事では、各LINEやSkypeなどの通話サービスの固定電話・携帯への通話料金、月額プラン、かけ放題、番号取得を比較します。

結論としては、5分未満の固定電話への通話はLINE out、5分以上の固定電話への通話はSkype、携帯電話への通話はViber outが最安となりました。番号取得可能なIP電話を含めても、LINE outまたはSkypeが最安です。

カモメ君
カモメ君
では、詳しい内容を確認していきましょう!

通話アプリの概略

格安スマホの電話は全国の交換機を経由して通話を行う電話回線を用いており、30秒あたり20円の通話料が発生します。

しかし、今回紹介する通話アプリは、インターネットを中継地点とするネット回線を用いており、交換機を経由せずに通話する方式を採っているため、格安で通話ができます。

固定電話への通話は1分あたり2円〜3円程度、携帯電話への通話は1分あたり10円〜14円程度になります。また、インターネットを利用した通話アプリの多くはアプリ間同士なら無料で通話できます。

通話アプリには、電話番号与えられるのか、固定電話などにも電話として使えるかなどの違いに応じて、050型、メッセンジャー型、混合型の3つのタイプがあります。

カモメ君
カモメ君
IP電話の中でも混合型のアプリは利便性の高さが魅力的。タイプ別にどんな違いがあるか見ていこう!

3タイプの通話アプリ

050型:IP電話の電話番号が取得できる

050型では、携帯電話の”080”や”090”のように、”050”が先頭に付いた電話番号を取得できます。

050 plus、G-Call、LaLa call、SmartTalkなどのいわゆるIP電話アプリを指しています。

ただ、多くの050型は月額料金が発生します。月額料金の相場は0〜300円程度です。SmartTalkのみ無料で050番号が取得できます。

メッセンジャー型:無料でアプリ間通話ができる

メッセンジャー型はチャットや無料のアプリ間通話が基本機能です。代表的なアプリは、Messengerです。他にもGoogleハングアウトなどがあります。

固定電話、携帯電話、一部電話番号には発信できず、いわゆるIP電話アプリのように電話番号も与えられません。家族や友達との利用が一般的です。

混合型:IP電話とメッセンジャー型の組み合わせ

本記事では、主に混合型の通話アプリを解説します。固定電話や携帯電話への通話だけでなく、アプリ間での無料通話もできます。3つのタイプの中では、もっとも利便性が高いので、通話料金を節約したいなら導入したいアプリです。

代表的なアプリは下記になります

  • Skype
  • Viper
  • LINEなど

LINE、Viberは、それぞれLINE out、Viber outという別名の通話機能を利用することで、固定電話や携帯電話にも電話をかけることができます。家族や友達にはLINEやViber、固定電話や携帯電話にはLINE outやViber outで通話することで、通話料金の節約が可能になり、10分以内であれば通常の通話がかけ放題になるオプションなどを利用しなくても、格安で通話できます。

通話アプリの導入で通話料金を節約するメリット・デメリット

質問者
質問者
通話料金を節約するなら通話アプリがおすすめらしいけど注意点はある?
カモメ君
カモメ君
実は、通話アプリにはメリット・デメリットが存在するんだ。しっかりと把握した上で導入を考えよう

通話アプリのメリット

【タイプ別のメリット】

タイプ メリット
050型 電話番号が取得できる
通常の電話より通話料金が安い
メッセンジャー型 月額料金無料で利用できる
アプリ同士なら無料通話可能
混合型 利用シーンで使い分けられる

050型のメリット:番号取得可能、通話料金が安い

050型のメリットは、番号取得と通話料金の安さです。通常の電話番号の他に050から始まる番号が取得できるため、プライベート用とビジネス用に分けたり、公開用の番号を作ったりすることが出来ます。

また、一般的な電話の通話料金に比べてかなり安くなります。固定電話にかける場合は、10分の1程度の通話料になるため、通話料金の大幅な削減ができます。

メッセンジャー型のメリット:月額料金無料、アプリ間無料通話

メッセンジャー型のメリットは、月額料金無料とアプリ同士の無料通話が可能な点です。アプリ同士では無料通話ができるので、家族や友達との会話、ビジネスでの利用もできます。

混合型のメリット:利用シーンによって使い分けられる

混合型は、IP電話とメッセンジャー型のメリットが兼ね備えたアプリです。固定電話、携帯電話、無料通話と利用シーンに合わせて使い方を工夫できます。

通話アプリのデメリット

【タイプ別のデメリット】

タイプ デメリット
共通 ネット回線なのでデータ量を消費する
フリーダイヤルや3桁番号には発信できない
ネット環境によっては通話品質が落ちる
050型 月額料金が発生する
メッセンジャー型 相手のアプリ環境に依存する
混合型 利用方法がややこしい

通話アプリには、3つのタイプに共通したデメリットが存在します。前述したメリットと一緒に覚えておきましょう。

通話アプリ共通のデメリット

通話アプリはネット回線を利用しているため、通話の際にデータ量が消費されます。無料通話の場合も、固定電話や携帯電話の場合もデータ量が発生するので、低通信容量のプランに入っている方は長時間通話を避けましょう。大容量プランに加入している方は、通話によるデータ量の消費は、特に気にしなくても問題ありません。

また、ネット回線なので、周りの環境に通話品質が左右されます。十分に電波の届いていない場所や人混み、一時的な電波障害がある場合、満足のいく通話ができない可能性があります。稀にネット環境が整っている場合でも、端末、障壁、通信会社など、多くの要因で通話品質が下がるときがあるので注意してください。

最後のデメリットは、3桁番号やフリーダイヤルに発信できない点です。特に、3桁番号は、総務省が特定の機能を持つ電話のみにかけられるよう義務付けています。IP電話はその基準を満たしていないため、3桁番号には発信できません。その上、フリーダイヤルなどもつながりません。

050型のデメリット:月額料金が発生する

基本的に、050型は月額料金が発生します。そのため、毎月の通話料金が安くなっても、利用頻度によっては、通常の通話料金と変わらない可能性があります。

【050型各社の月額料金】

アプリ名 月額料金
050 plus 300円
G-Call 280円
LaLa call 100円

例えば、050 plusは一般的なスマホの通話料金で考えると、毎月7分30秒以上通話する方の場合のみ得です。7分30秒以下の通話時間の場合は、月額料金分で損をしてしまいます。

月額料金が気になる方は、SmartTalkのような基本料無料の050型アプリを使うといいでしょう。毎月の通話頻度が少ない方に適しています。

メッセンジャー型のデメリット:相手のアプリ環境に依存する

メッセンジャー型では、アプリ間で無料通話が行えますが、相手も同じアプリを導入している必要があります。自分がアプリを入れていても、相手が同じアプリを入れていない場合には通話できません。

混合型のデメリット:利用方法がややこしい

混合型は、基本がSkypeやLINEなどのメッセンジャー型です。IP電話として、固定電話、携帯電話に発信する場合、クレジットカードなどで専用クレジットを購入して、該当する通話を行います。

初めから、利用登録を行うわけではなく、自分で専用クレジットを購入して利用するため、利用方法がややこしく感じる方も多いかもしれません。

利用シーン別!通話アプリの中で通話料金が安いのはどれ?

質問者
質問者
通話アプリを導入しようと考えているんだけど、通話料金の安いアプリはどれ?
カモメ君
カモメ君
通話アプリの中でも固定電話・携帯電話など種類によって最安が変わるんだ。だから、利用シーンに合わせて使い分けることをおすすめするよ!

【通話アプリの1分あたりの通話料比較】

  LINE out Skype Viper out
固定電話 3円 2円 3.24円
携帯電話 14円 12円 10.59円
月額プラン
かけ放題 ×
番号取得 ×

各社の固定電話・携帯電話の通話料金、各種機能をまとめました。同じ混合型の通話アプリでも、微妙に通話料金が違うことがわかります。また、各社のアプリには、それぞれ特徴があるので利用シーンによって使い分けましょう。

もちろん、半額通話アプリを使って通常の通話を半額で行う場合よりも安い金額で通話できます。

固定電話に5分未満通話するならLINE outが最安

LINE outでは、「コールクレジット」か「30日プラン」を購入することによって固定電話や携帯電話への通話が可能になります。コールクレジットの場合、120円、360円などの単位でクレジットを購入することができます。30日プランの場合は、30日間利用可能なクレジットを購入します。最大通話時間が決まっていますが、通常よりもさらに安く通話できます。

また、LINE out freeと呼ばれる無料通話も存在します。通常の無料通話とは違って、固定電話や携帯電話にも連絡可能です。

ただし、15秒〜30秒程度の短い広告を見る必要があります。固定電話なら3分間、携帯電話なら1分間の通話が可能です。1日の通話回数の上限は5回まで。通話が終了する20秒前に効果音が鳴り、経過後強制終了されてしまいます。

さらに、LINE out free には、LINEの加盟店へ連絡する際に、10分間の通話料が無料になるサービスも用意されています。

こうした点を踏まえてLINE outは5分未満の短い通話をする場合、最安で利用できます。LINE out freeは、日頃からそこまで通話を利用しない方に適しています。

LINE outやLINE out freeに関しては、
LINE out freeによる無料通話やLINE outによる格安通話で節約しよう
の記事で詳細を解説しています。

固定電話に5分以上通話するならSkypeが最安

  • 固定電話 接続料金:5円
  • 携帯電話 接続料金:10円

Skypeの通話料金は、LINE outよりも安いですが、短い電話には適していません。理由は、一回の通話に対して発生する接続料金の存在です。例えば、Skypeで3分間固定電話に通話する場合、6円の通話料金が発生します。一方、LINE outは9円の通話料金です。

一見、通話量だけを見るとSkypeの方が安く見えますが、5円の接続料金が上乗せされるので、結果的に合計11円と高くなります。ただし、固定電話に5分以上通話する場合は、接続料金分を加算してもSkype の方が安くなります。

Skypeについては
Skypeクレジットで格安スマホから固定電話への通話料金を安くしよう!購入方法と使い方
の記事の中で詳細を説明しています

携帯電話に通話するならViber outが最安

Viber outは、携帯電話への通話が10.59円と最安です。携帯電話へ通話する機会の多い方は、Viber outを利用すると安く通話できます。ただし、Viber outはドルベースで通話料金を算出されます。

そのため、2019年7月現在、携帯電話への通話料金は最安ですが、ドルの交換レートによっては通話料金が上下する可能性があります。何らかのきっかけで12円以上の通話単価になった場合は、Skypeの方が安くなるので賢く使い分けて利用しましょう。Viber outの通話料は公式サイトで確認できます。

通話アプリを導入して安い通話料金で格安スマホを使おう!

質問者
質問者
通話アプリについて理解できてよかった!さっそく導入して節約しようっと
カモメ君
カモメ君
通話アプリと通常の電話をうまく使い分ければ、通話料金の節約になるよ。本記事を参考にして安い通話料金を実現しよう!

通話アプリは、使い方によって通話料金の節約に役立ちます。特に、IP電話とメッセンジャー型が一緒になった混合型は使いやすいです。

特に、LINE outやSkypeは、全タイプのIP電話の中でも最安に位置しています。その上、導入が簡単、月額基本料無料、利用者が多いなど利便性の面からも優れています。まず、通話アプリを使うなら、LINEまたはSkypeを選びましょう。

現在のスマホの通話は受けるとき、LINE outやSkypeはかけるとき、家族や友人には無料通話を利用して、通話料金の節約を実現してください。

ただし、Skypeなどの通話アプリはIP電話ですので、音声通話の音質や安定性に欠けるところがあります。もし、通常の通話のかけ放題の方が良いなと思う方は 「格安SIM/格安スマホ各社の通話かけ放題オプションを徹底比較」 の記事をご覧ください。