格安スマホ(格安SIM)でデータ通信容量をシェア!家族でお得に利用する方法

格安SIM比較
質問者
質問者
スマホでのデータ通信は速度制限になるのが嫌で、たくさん使えるプランにしてるけど、結局毎月データ量が余ってしまってもったいないように感じているんだよね。なにかいい方法ってないのかな?
カモメ君
カモメ君
スマホのデータ通信量をお得に無駄なく活用するにはシェアプランの活用がオススメです。

速度制限は嫌だけど、データ容量を余らせてしまうのはもったいないと感じている方は、格安スマホで広く展開されているシェアプランを活用すると家族間でデータを分け合うことが可能です。

さらに、1つの通信容量を分け合うシェアプランをうまく活用すれば、元々お得な格安スマホの通信料をさらに下げることが可能です。本記事を活用して、家族でスマホをお得に無駄なく利用しましょう。

そもそも格安SIMのデータ通信量シェアプランとは?

格安SIM データ通信量シェア

質問者
質問者
データ通信量のシェアプランって名前は時々耳にするんだけど、どういったサービスなの?
カモメ君
カモメ君
データ通信量のシェアプランは、当月余ったり、利用していないデータ通信量を分け合うサービスのことですよ。

シェアプランには、以下の3つのタイプあります。

格安SIM データ通信量シェアプラン

  • 1つの通信容量を複数人または複数端末でシェアするタイプ(一番お得)
  • 各個人で余った通信量を次月に繰越して全員でシェアするタイプ
  • 余ったデータ通信量を他の人にプレゼントするタイプ

この中で最もお得に利用できるのは、1つの通信容量を分け合うタイプです。

【格安SIM各社のデータシェアの特徴比較】

  メリット デメリット
1つの容量をシェア 月額料金が安い 容量を超えると全端末が速度制限
繰越してシェア 使わなかったデータ容量がムダにならない 分け合えるのは翌月(繰越し分のみ)
プレゼント 手軽に利用可能 自動でシェアはされない

家族で通信費を節約したい、複数の端末を持っている場合は「全員で分け合うタイプ」、速度制限になりたくないけどムダなく利用したい場合は「繰り越して分け合うタイプ」、気軽にデータ量をシェアしたい場合は「プレゼントするタイプ」が適しています。

シェアの3つのタイプについてそれぞれ詳しく説明していきます。

1つのデータ通信容量をシェア 家族で格安SIM乗り換えにぴったり

データ容量シェア

このタイプは1つの通信容量を全員で分け合います。

たとえば、4人家族で格安SIMの10GBシェアプランを利用するとします。誰がどれくらい使うかは自由で、個々で契約したときと比べて、データ通信量をムダにせず済みます。シェアプランを利用する場合は、お父さん(またはお母さん)を親回線として、お母さん(またはお父さん)や子供たちは子回線という形を取ります。

家族でデータ通信量をシェアするときの注意点

クレジットカードの家族カードをイメージするとわかりやすいかもしれません。クレジットカードの場合、限度額を超えると利用できなくなりますが、格安SIMの場合、家族みんなが速度制限対象になります。

また、格安SIM会社によっては、ワイモバイルのように子回線はデータSIMしか利用できないところもあります。

シェアプランはどれくらいお得なの?

音声通話が可能な音声SIMを「追加」するのは、IIJmioやイオンモバイルなどが安く月額700円程度です。 IIJmioの場合、3GB〜62GBまでのプランから選ぶことができます。仮に6GBプランを2人でデータシェアした場合、以下のように一人あたり月額1,460円になります。

iijmio 格安SIM データシェア

ワイモバイルで3GBプランを契約した場合、家族割で契約から6ヶ月間は1,480円ですが、それ以降は2,180円になるので、料金の安さを考えるとシェアプランを利用したほうがお得になります。

このように、家族でとにかくお得で無駄なくスマホを利用したい場合は、1つの通信容量を全員で分け合うタイプが適しています。

このプランがぴったりな人とは?

お母さんはデータ容量を余らせてしまうけど、お父さんや子供が仕事やゲームで多くのデータ容量を使っている場合や、家族で格安SIMに乗り換えようと思っている人におすすめです。 また、個別で契約すると手間もかかるので、その手間を省きたい方にも向いています。支払いを一元化できるので管理もしやすくなります。

余った通信量を次月に繰越して分け合うタイプ=自分のペースを守れば速度制限なし

データ容量翌月持ち越し

余った通信量を次月に繰り越して分け合うタイプは、それぞれに各自データ容量があり、余ったら翌月家族内でシェアします。

例えば、父5GB、母2GB、娘3GBのプランで父が3GB、母が1GB、娘が3GB使った場合、家族グループ内で余った3GBを次月に繰り越して分け合うことができるのです。

家族 格安SIM データシェア

翌月、娘が3GB使い切った場合でも、前月からの繰り越し容量が3GBあるので、速度制限されずに最大で6GBまで利用することが出来ます。

繰り越しシェアプランの注意点

繰り越しシェアプランは文字通り「翌月」に繰り越しするため、前月でデータ容量が余らなかった場合シェアすることはできません。

また、当月にデータ容量を分け合うこともできないので注意しましょう。

余った通信量を次月に繰越して分け合うタイプは、単独の契約となるのでコストメリットはあまりありませんが、誰かが使い過ぎたとしても自分のプランの通信量を超えなければ速度制限されません。

このプランがぴったりな人とは?

同じ格安SIM会社で個別に契約している家族、データ容量の契約プランを都度変更をするのが面倒な方は、データ容量がムダにならずに済むためお得です。

1つの通信容量を家族みんなで分け合うタイプと異なり、個人でデータ容量が決まっているので、自分のペースを守っていれば速度制限にならない点はメリットと言えます。

余ったデータ通信量を他の人にプレゼントするタイプ=手軽さは一番

データシェア プレゼント

余った通信量を他の人にプレゼントするタイプは、グループを作成しません。

代表的なのがmineo(マイネオ)で、同じ格安SIM会社を利用しているユーザーであれば、家族でなくても余ったデータ容量をプレゼント出来ます。また、誰かからもらうことも可能です。

よく通信制限に悩んでいる友人に、日頃の感謝を込めてデータ量をプレゼント、というのも素敵ですね。データ通信量の送り合いはもちろん家族間でも可能です。

プレゼントするシェアプランの注意点

プレゼントするタイプは自動でシェアが行われず、自分自身で操作する必要があるため、忘れてしまうともったいないことになります。

このプランがぴったりな人とは?

月によってデータ容量の使用にムラがある方、誰かの役に立ちたい方にぴったりです。

利用できるシェアプランは格安SIMごとに違う!

格安SIM データシェアプラン 比較

質問者
質問者
格安SIM会社はどれもすべてのシェアプランを利用できるの?
カモメ君
カモメ君
いえ、会社によってプレゼントシェアできない格安SIM会社もあるので、まずは表を確認してみてくださいね。

シェアのタイプは大きく分けて3つありますが、格安SIM各社で特徴は様々です。

多くの会社はいずれか1つのシェア方法を採っていますが、 mineo、NifMo、IIJmioは2つ併用するスタイルです。

【格安SIM各社のデータシェアの特徴比較】

通信会社名 家族でシェア 繰越しシェア プレゼント
IIJmio ×
BIGLOBE × ×
ワイモバイル × ×
楽天モバイル ×
エキサイトモバイル × ×
OCNモバイルONE × ×
イオンモバイル × ×
NifMo ×
mineo ×
LINEモバイル × ×
Nuro mobile × ×

IIJmioは乗り換えやすく、月額料金も安い

現在、別々のキャリアを利用している場合、乗り換えやすいのはIIJmioです。IIJmioは、個別名義で利用でき、通信料金や追加SIM手数料も比較的手ごろです。

格安SIM IIJMIO

IIJmioでは音声SIMを1枚追加するのに+700円かかり、追加3枚目以降は+1,100円です。 通信容量を12GBとしてSIMを3枚追加した計4人で利用する場合は、3,260円+700円×2+1,100円=5,760円となります。

特に、IIJmioは家族4人でデータ容量12GBを利用する場合、主要な格安SIM会社の中で最も安くなります。

【IIJmioの家族シェアプラン料金表】

IIJmioは、シェアする人数によって契約できるプランが異なります。

IIJmio 料金 IIJmio 料金 5人家族で12GBプランを利用した場合、2.4GBずつ使えて1人あたり1,372円で済みます。家族内であれば、12GBの内訳は自由なので家庭のスマホ代を節約したい方にはおすすめです。

格安SIMのシェアプランは名義を個別にできるの?

通常、格安SIMの契約は、本人名義(契約者)のみです。そのため、父名義の家族シェアプランを利用する場合、母や子供たちは今使っているキャリアの名義を父に変更した上で、父の家族シェアプランに追加してもらう必要が出てきます。

※契約者は20歳以上であれば、母でも子供でも可能

しかし、なかにはBIGLOBE、IIJmio、NifMoのように、各回線の名義を個別に登録可能な格安SIM会社もあります。その場合、名義変更の手間が省けるので、乗り換えしやすくなります。

【1つの通信料を分け合うタイプ 個別名義・子回線対応表】

通信会社名 個別名義 子回線
BIGLOBE
NifMo ×
エキサイトモバイル ×
IIJmio 〇※
OCNモバイルONE ×
イオンモバイル ×

※IIJmioは2019/9~個別名義可能になりました。

 NifMoはシェアとしてのコストメリットは薄いがシェアがしやすい

NIFMO シェアプラン

NifMoは1つの回線を追加するのに最低でも1,600円かかるため、他の格安SIM会社と比べても割高で、メリットはありません。

そのため、子回線追加ではなく、NifMoの「ファミリープラン」を利用し、家族内でデータ容量をシェアする方法がお得です。(個別名義で契約でき、追加SIM利用料も不要)

シェアプランにした場合、それぞれのデータ容量の合計を1つの容量として皆でシェアします。また、シェアした場合おまとめボーナスとして1回線当たり0.5GBのボーナスが付与されます。

例えば上図のように、父が7GB、母が3GB、子どもが3GBというプランでシェアをした場合、合計13GBにおまとめボーナス1.5GBを加えた合計14.5GBを3人でシェアすることになります。

【家族3人でデータシェアした場合の月額料金】

父が7GB、母が3GB、子どもが3GBというプランを選択すると、1.5GBのシェアボーナスを合わせて合計で14.5GBのデータ容量が利用できます。また、余ったデータ容量は翌月に繰り越しも出来ます。

NifMo シェアプラン

価格は税抜表記、音声SIMプランで料金算出

【NifMo月額料金】

データ通信量 料金
3GB 1600円
7GB 2300円
13GB 3500円

家族でNifMoを利用する場合、それぞれが上記のプランからデータ容量プランを選択し、ファミリープランに申し込むことでシェア利用できます。

最安値比較!格安SIMのシェアプランを利用するなら?

質問者
質問者
結局、どこが一番安いの?
カモメ君
カモメ君
とにかく安く!ということなら、IIJかイオンモバイル。特に、個別名義で利用したいならIIJが良いですよ。各人が自分のペースで使いたいなら通信量を次月に繰り越して分け合うタイプもいいですね

シェアプランで最も安い通信会社は利用条件によって変わります。下記が前提条件として最安値を計算しました。

  • 家族(2人以上)でまとめて同じ格安通信会社に乗り換える。
  • 機種代は考慮せずに、月々の通信料金で比較をする。

家族5人までのケースの最安値を紹介します。ここでは、IIJ、BIGLOBE、OCNモバイルONE、イオンモバイルの4社(シェア上位企業でシェアプランがある企業)の月額料金で比較しており、割引・キャンペーンは考慮しておりません。

※表示されている料金は、全て税抜金額とします。また、IIJmioの通信容量欄に+とあるのはデータオプション利用です。

家族2人の場合

【家族2人のデータ通信容量別料金の最安値】

通信容量

最安通信会社

最安料金

3GB

OCNモバイルONE

2,480

4GB

イオンモバイル

2,480

6GB

OCNモバイルONE

イオンモバイル

2,980円

8GB

イオンモバイル

3,680

12GB

IIJmio

3,960

23GB

IIJmio

5,400

30GB

イオンモバイル

6,680円

家族3人の場合

【家族3人のデータ通信容量別料金】

通信容量

最安通信会社

最安料金

3GB

BIGLOBE

3,400円

4GB

イオンモバイル

3,180

6GB

イオンモバイル

3,680

8GB

イオンモバイル

4,380

12GB

IIJmio

4,660

20GB

イオンモバイル

6,380

32GB

IIJmio

7,760

62GB

IIJmio

12,760

家族4人の場合

【家族4人のデータ通信容量別料金】

通信容量

最安通信会社

最安料金

4GB

イオンモバイル

4,080

6GB

イオンモバイル

4,580

8GB

イオンモバイル

5,280

12GB

IIJmio

5,760

20GB

イオンモバイル

7,280

30GB

イオンモバイル

8,680

32GB

IIJmio

8,860

家族5人の場合

【家族5人のデータ通信容量別料金】

通信容量

最安通信会社

最安料金

4GB

イオンモバイル

4,980

6GB

イオンモバイル

5,480

8GB

イオンモバイル

6,180

12GB

イオンモバイル

6,780

20GB

イオンモバイル

8,180

30GB

イオンモバイル

9,180

32GB

IIJmio

9,960

50GB

イオンモバイル

12,480

62GB

IIJmio

14,960

格安SIMでシェアプランを利用する場合に頭に入れておきたいこと

質問者
質問者
格安SIMでシェアプランを検討するにあたって、注意しておいた方がことはあるの?
カモメ君
カモメ君
契約などでいくつか知っておくべきことがあるのでお伝えしますね。
  • 家族割との併用不可
  • フィルタリング
  • 複数台利用の場合

格安SIMでは家族割とシェアプランの併用はできない

シェアプランは家族で利用するのだから、「家族割ってないの?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。格安SIMシェアプランにも家族割は存在しますが、もともと格安SIMは料金が安いため、家族割の割引額も少なくなります。

たとえば、家族割があるmineoは、1回線ごとに月50円の割引額です。大手キャリアほどの割引にはならず、4人家族でも月額200円の割引にしかなりません。

また、UQモバイル・ワイモバイルでは2台目以降500円の家族割があります。しかし、家族割とデータシェアプランの併用はできないので、月額料金を抑えたいのであれば、全員で分け合うタイプを選択したほうが良いでしょう。

フィルタリングは格安SIMのシェアプランでも問題なし!

家族でスマホを利用するのだから、子どもを有害サイトなどから守るフィルタリング機能も気になるところですよね。格安SIMのシェアプランでもフィルタリング機能はついています。詳しくは下記のリンクを参照ください。

格安SIMのフィルタリング機能について

一人で複数台利用の場合は1つの通信容量を全員で分け合うタイプがお得

一人でスマホやタブレットを複数台利用する場合は、1つの通信容量を全員で分け合うタイプが最適です。

全て自分で利用するため、他人のせいで速度制限になることもなく、何より安いです。2台持ちの場合は1つの通信容量を全員で分け合うタイプが適しています。

格安SIMでシェアプランを利用するポイント

家族のスマホ代を節約するのであれば、IIJがおすすめです。名義変更の手間も不要なので乗り換えもかんたんです。

自分の現在の利用状況、今後乗り換えをするか否か、安さをとるか利便性をとるか、といったところを参考にして適した通信会社・プランを選択しましょう。

シェアプランを活用して、お得で無駄のないスマホライフを!

もう少し詳しく料金プランを比較検討したいという方は、「格安SIM14社徹底比較!初心者でも失敗しない格安SIMの選び方」の記事でわかりやすく解説しているので、参考にご覧ください。