格安スマホの紛失・修理の保証内容を会社間で徹底比較

格安SIMの基礎知識

格安スマホ(格安SIM)各社のスマホの紛失・修理の保証内容を徹底比較

質問者
質問者
大手通信会社から、格安スマホへの乗り換えを検討しているんだ。ただ、スマホの保証とかがどうなっているか分からないんだよね。格安スマホ会社はスマホが壊れてしまった時に金銭的な補填はしてくれるの?
カモメ君
カモメ君
スマホが故障した時の修理代って結構高いので不安ですよね。でも、格安スマホ会社でも有料の保証サービスがありますよ。

本記事では、格安スマホ各社が有料で提供しているスマホの保証サービス(金銭的な補填)について解説します。

保証サービスは元来もしもの時への備えであるため、トラブルが起きた時に対応費用を自分でまかなえるなら必要なものではありません。ただ、頻繁に破損したり紛失する人は修理費用がかなりかかるため、費用と保証のバランスを踏まえた上で利用すべきものです。

スマホの保証に関しては、通信会社が提供しているもの以外に、第三者の保険会社が提供している保険サービスもあります。今回の記事では、スマホの契約と同じタイミングでオプションとして手軽に契約可能な格安スマホの通信会社が提供している保証サービスに絞って解説します。

新規購入向けのスマホに対しての保証

格安スマホ(格安SIM)会社で購入したスマホの保証は紛失盗難と修理の2種類

質問者
質問者
格安スマホ会社でスマホを購入した際に受けられる保証にはどんなものがあるの?
カモメ君
カモメ君
スマホ本体の購入と同時に加入できる保証には、紛失保障と修理の2種類がありますよ。

スマホの保証は、月々380円~980円程度の料金を支払うことで紛失や破損などのトラブルの際に金銭的な補填を受けることが出来るサービスのことです。新規購入するスマホの保証は、紛失盗難、修理の2種類あります。各社の提供する保証サービスの対象を下記表に整理して比較しました。

まずは、契約した格安スマホ会社に乗り換える際に購入するスマホの保証について解説します。

別のタイプの保証には、現在使用中のスマホをそのまま使う場合に入る保証があります。新規購入したスマホの保証との違いは、①紛失盗難の保証が無くなる、②修理時の免責金額が無くなる、の2点です。利用中のスマホをそのまま使う場合の保証は後述します。

【購入端末の保証内容と月額料金比較表】

通信会社 保証対象 月額料金
修理 紛失盗難
UQ Mobile 380円
楽天モバイル × 500円
LINEモバイル × 450円
BIGLOBE × 380円~740円1
エキサイトモバイル × 500円
DMMモバイル2 × 350
IIJmio × 380円/500円
mineo × 370円
NifMoあんしん保障 × 500円
NifMo安心保障プレミアム 980円
U-mobile × 500円
Y!Mobile 690円
OCNモバイルONE × 500円
TONE 500円
イオンモバイル × 350円/450円
b-mobile × ×
Nuroモバイル × 500円

※1 保証する端末によって料金が決まる
※2 2019/8/27に新規受付停止(9/1よりサービス提供事業者が楽天に変更)

紛失盗難保証があれは紛失時に新しいスマホを安く購入できる

質問者
質問者
修理保証と、紛失盗難保証って何が違うの?
カモメ君
カモメ君
修理保証は手元にあるスマホを修理する場合に利用する保証で、紛失盗難保証は、手元にスマホが無くなってしまった時の保証です。

紛失盗難保証があれば、紛失や盗難といったスマホが手元からなくなった状態でも、新しいスマホを安く手に入れることが出来ます。修理保証はスマホが壊れてしまった場合のものなので、手元にスマホがないと保証の対象外になります。そのため、紛失盗難保証は破損保証よりもカバー範囲の広い保証です。

TONEモバイルの紛失盗難保証は紛失時の免責額が5,000円とかなり低い

紛失や盗難の保証は、UQモバイル、ワイモバイル、TONEモバイルについています。また、NifMoでは月額料金を980円にすることによって、紛失盗難保証を付けることが出来ます。

中でもTONEモバイルは紛失した場合でも新しいスマホを5,000円で購入することが出来ます。対応しているのがTONEの専用端末だけなので機種は限られますが、5,000円と他社に比べてかなり安い価格です。

TONEモバイルは子どもを見守る機能が充実している格安スマホ会社であるため、子供向けのスマホを検討されている場合は良い選択肢の1つです。子供は大人に比べてスマホを無くしやすいので、スマホを無くしてしまった場合の金銭的・精神的ダメージを軽減してくれるTONEモバイルの保証サービスは検討に値します。

NifMoを検討されていて、様々な機種に対応した保証を受けたい場合は、通常のNifMo安心保証でなく、NifMoのあんしん保証プレミアムが適しています。NifMoは機種によって購入価格が変わりますが、スマホを5,000円、15,000円、30,000円のいずれかで新たに購入できます。

また、UQモバイルは月々380円の負担で紛失盗難保証までつき、比較的手軽な値段で手厚い保証を受けられるので、バランスのいい保証サービスと言えます。

ワイモバイルは、端末を紛失した場合会員価格で新しいスマホを購入できます。 会員価格は店舗の状況によって変わるので、金額が気になる場合はあらかじめ確認が必要です。

修理保証があれば破損したスマホを安く修理・交換できる

質問者
質問者
修理保証はどういった保証をしてくれるの?
カモメ君
カモメ君
手元にあるスマホが破損した場合などに、修理交換費用を補填してくれます。

修理保証では、手元にあるスマホに不具合がある場合に、修理や交換する費用を補填してくれます。免責金額としてある程度の金額を支払えば、それ以上の負担はありません。

免責金額比較:U mobileとOCNは修理の免責金額が0円

スマホの破損修理は高額になると30,000円や40,000円ほどかかる場合がありますが、多くの格安スマホ会社の保証サービスは、4,000円~5,000円の免責金額を支払えば、修理や交換を受けることが出来ます。

下記に各社の免責額を整理しました。特に、DMMモバイル、U-mobile、OCNモバイルONEについては、修理の場合免責金額が0円のため費用がかからず、他の会社よりも安く補填を受けられます。

【修理時の免責金額比較表】

通信会社 免責金額
修理 交換
UQ Mobile 5,000円 1回目5,000円
2回目8,000円
楽天モバイル × 6,000円
LINEモバイル 1回目5,000円
2回目8,000円
1回目5,000円
2回目8,000円
BIGLOBE × 1回目5,000円
2回目10,000円
エキサイトモバイル 4,000円~9,000円 4,000円~9,000円
DMMモバイル 0 1回目4,000 2回目8,000
IIJmio × 1回目5,000円
2回目8,000円
mineo × 1回目5,000円
2回目8,000円
NifMo × 1回目5,000円~30,000円
2回目は+5,000円
U-mobile 0円 1回目4,000円
2回目8,000円
Y!Mobile 傷対応1,500円
水漏れ対応5,000円
液晶割れ対応7,500円
7,500円~12,500円
(年1回まで)
OCNモバイルONE 0円 (修理不可の場合)0円
TONE 見積金額 5,000円
イオンモバイル × 4,000円もしくは7,000円
b-mobile × ×
Nuroモバイル × 1回目5,000円
2回目8,000円
特定機種のみ
1回目15,000円
2回目20,000円

×: 修理もしくは交換に対応していない

端末保証サービスの注意点

質問者
質問者
端末保証サービスを利用する際に、気を付けておいた方がいいことってある?
カモメ君
カモメ君
2つ注意点があります。補填される金額に上限(主に50,000円)があることと、会社によってはiPhoneを対象にしていない場合があること、です。

iPhoneを新規で購入出来て保証対応のある格安スマホ会社は4社

そもそもiPhoneを取り扱っていない(販売していない)格安スマホ会社もある中、iPhoneを購入出来て保証サービスの対象としている通信会社は、UQモバイル、楽天モバイル、ワイモバイル、OCNモバイルONEの4社のみです。

iPhoneの新規での販売状況と、iPhoneの補償対応可否を下記比較表として整理しました。

【iPhone取り扱い・保証対応の比較表】

通信会社 iPhone自体の取り扱い有無 iPhone保証対応状況
UQ Mobile
楽天モバイル
LINEモバイル ×
BIGLOBE ×
エキサイトモバイル ×
DMMモバイル ×
IIJmio ×
mineo ×
NifMo ×
U-mobile ×
Y!Mobile ○(交換のみ)
OCNモバイルONE
TONE ×
イオンモバイル ×
b-mobile ×
Nuroモバイル ×

×:対応していない
−:そもそもiPhone自体扱っていない

補償される金額の上限は50,000円

多くの通信会社では、破損の修理費のうち50,000円まで補償してくれます。 補償上限が40,000円の会社はOCNモバイルONEなどです。修理費用がそれ以上の金額になってしまった場合は、免責金額に加えて差額を支払う必要があります。ハイスペックで高額なスマホを利用している場合は、修理代金が大きくなってしまう恐れもあります。

現在利用中のスマホを継続利用する場合の保証

質問者
質問者
通信用のチップであるSIMだけ変えて、今使っているスマホをそのまま利用する場合は、保証内容は変わるの?
カモメ君
カモメ君
もともと使っているスマホでも同じように保証は受けられます。ただし、紛失保証を受けられなくなるなど、少し違いがあります。

既存スマホの保証ではiPhoneに対応している会社が増える

既存スマホの保証でも購入した場合とほぼ変わらない金額の補償を受けることが可能です。また、購入端末の場合iPhoneに対応していなかった通信会社も既存端末ではiPhoneに対応しているところもあり、購入時に入る保証よりも手厚い場合もあります。

【既存スマホ保証の一般的なサービス内容比較】

保証サービスの項目 内容
月額料金 500円
保証対象 もともと使っていたスマホ
修理時の免責金額 0円
修理時の補償上限金額 50,000円
交換時の免責金額 1回目4,000円 2回目8,000円

新規購入時に入る保証の場合、修理する時に5,000円程度の免責金額を支払う必要がありますが、既存スマホの保証はどの通信会社も0円で修理可能です。つまり、修理が高額の場合は補償上限までは無料ということです。

また、格安スマホ会社間での保証内容の違いはiPhoneに対応可否程度の違いであり、金額面もほぼ同じです。つまり、既存端末の保証に関してはどの会社もあまり変わらず、通信会社の選択に大きな影響は与えません。

【既存端末保証でのiPhone対応の比較表】

通信会社 iPhone対応 備考
UQ Mobile ×  
楽天モバイル  
LINEモバイル  
BIGLOBE × 上限40,000円
エキサイトモバイル 既存端末保証不可  
DMMモバイル  
IIJmio  
mineo 上限40,000円
交換1回目 5,000円
NifMo  
U-mobile  
Y!Mobile 交換のみで修理なし
OCNモバイルONE  
TONE  
イオンモバイル Android 550円
iPhone 650円
上限なし
Nuroモバイル iPhoneの交換は別機種

○:交換・修理可
△:修理のみ可
×:iPhone対応不可

既存の利用端末向け保証サービスの注意点・デメリット

既存の利用端末向け保証サービスを利用する際は、

  • 自然故障の場合は端末発売日からの期限がある

という点に注意する必要があります。 自然故障の場合、端末発売日から36カ月を過ぎると保証の対象外となってしまいます。したがって、既存の利用端末向け保証サービスに入る場合は、今利用しているスマホの発売日の確認をしておかないと、いざ保証サービスを利用しようと思った時には保証が切れているということも起こりかねません。

格安スマホ(格安SIM)の保証サービスを受けたほうがいい場合

質問者
質問者
保証サービス内容は分かったけど、どういう場合に保証に入った方がいいの?
カモメ君
カモメ君
修理交換の頻度、想定費用を元に判断をするのが賢い選択です。

修理がどの程度頻度・金額になる場合に、保証サービスに入った方が金銭的に安くなるのか具体的に見てみましょう。

2年に一回以上の頻度で15,000円以上の修理をするが1つの目安

あくまでUQモバイルの例での試算でしかありませんが、料金シミュレーションを行ないましたので検討の参考にしてください。

  • UQモバイルの料金体系を元に試算
  • 故意の破損の修理費が15,000円と仮定
  • UQモバイルの場合、保証に入っている場合の負担修理費は5,000円

【2年に1度修理する場合の2年間のコスト比較】

  保証加入 保証未加入
修理費 5,000円 15,000円
月会費 380円×24 =9,120円 0円
合計 14,120円 15,000円

スマホ本体のメーカー保証期間を過ぎた1年後〜2年目の間に修理した場合、修理代を含めた2年間の費用の合計が15,000円程度になります。修理に15,000円以上のお金がかかる場合は保証に入った方が安く済みます。

NifMoの調査によると、液晶割れの修理が10,000円〜35,000円であることを考慮すると、利用している機種によっては修理代金が15,000円を超える可能性はあります。

毎年のようにスマホを落下させて破損させてしまう人は頻繁に修理が必要なため、保証に入っておいた方がトータルの支払額は安くなります。また、破損させてしまい、急に何万円も生活費から出すのは苦しいため割れたまま使い続けているような人は保証サービスを検討しても良いと思います。

しかし、本来、安易に保証サービスに入るよりも、落とさない工夫をしたり、しっかりとしたカバーを使うなどの工夫をした方が安上がりです。その辺りまで考慮した上で保証サービスは利用した方が良いと思います。

まとめ

質問者
質問者
保証サービスの内容は詳しくわかったけど、格安スマホ会社を選ぶ基準って保証以外にも料金とかいろいろあって難しいよね。なにかいい方法はないの?
カモメ君
カモメ君
格安スマホ会社の選択は、自分にとって大事な条件を決めて総合的に判断する必要があります。なかなか難しいと感じる人は僕カモメを利用してみてください。

格安スマホであっても、利用するスマホの保証に入ることは可能です。保証に入るか否かは破損、紛失の頻度が多かったり、急な出費に抵抗があるかどうかで判断できます。

保証には入る必要がないという人は通信会社の選択の際、保証内容を検討する必要はありませんが、もし保証に入りたい人の場合は保証内容や月々の通信料金など、総合的に通信会社を選択する必要があります。

「色々と情報があり過ぎて決められない」そんな人のためにカモメ君を開発しました。簡単な質問に答えて行けば、あなたにとってベストの通信会社を紹介できます。ぜひ一度使ってみてください。

保証内容だけでなく料金プランも含めて知りたいという方は、「格安SIM14社徹底比較!初心者でも失敗しない格安SIMの選び方」の記事でわかりやすく解説しているので、参考にご覧ください。